はじめに、通塾していたお子様、そして保護者様に塾に対して不安を抱かしてしまったことを謝罪させていただきます。

今回の件ですが、私の意見とそして今後どうしていくかについて書いていきます。

この度、授業を意図的に妨害した行為に対する謝罪の場がありました。

菓子折りを持参せずに訪れ、謝罪の言葉すらなく、逆に「こちらの子を指導するのがあなたの仕事で、警察を呼ぶなんておかしい」と逆ギレする「モンスター親」もいました。

 

一方で、状況を深く理解し、真摯に反省を示す親もおられました。

 

そんな中、まっとうな対応をしてくださる親御さんもいらっしゃったことに、心から安堵しました。

 

モンスター親のような方々とは、これ以上関わりたくないというのが本音です。

私の感覚では、あの場にいた親御さんたちの中には、こうした本性を見て距離を置く人も出てくるのではないでしょうか。

 

結局、謝罪は自分への利益のためではなく、わが子を教育する一環として行うべきものです。

 

こちら側が損害賠償を求めないと言っているにもかかわらず、謝罪すらできない親御さんには、正直、驚きと懸念を抱かざるを得ません。

 

(菓子折りは正直、不要です。ただ、謝罪の礼儀として普通は持参されるものだと思っていました。こうした基本的なマナーを知らない親御さんも一部いらっしゃることに、改めて気づかされました。)

 

正直なところ、人の嫌がる迷惑行為を繰り返すようなお子さんを「ぜひ塾に来てほしい」とは、思ったことがありません。

 

本音を言えば、迷惑行為をせず、まっとうに学ぶ生徒さんたちに、安心して授業を受けていただきたいだけです。

 

今回の件で、昨日授業に来ていた生徒さんたちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

内部生に電話で謝罪したときも、不安の声、ふざけんな!って思っているのを押し殺してでも大丈夫ですかと言っていただける保護者もいて、すごく心が痛くなりました。すごくあの状況を作った子供たちに憤りをもっています。

 

現在、成田校には、親御さんからしっかり教育を受けている生徒さんが多く在籍しています。

問題に質問するときも、「先生お願いします」「ありがとうございます」と丁寧に言葉を交わしてくれる子が多いのが、心強いところです。

 

しかし、そうした優れた生徒さんたちが、教養のない子と一緒に学ぶ環境に耐えられないと感じ、今年の4月から成田校は中高一貫校限定としました。

 

正直、機会損失は大きいと思いますが、質の高い教育環境を守るための必要な苦渋の選択です。

 

今回の事件を機に、成田校への監視カメラ設置を決定しました。出費は痛手ですが、安全を優先せざるを得ません。

 

教育の大切さを理解する親御さんに、この思いが届くことを願っています。

そして、在籍中の生徒さんたちには、安心・安全に通える塾として、これからも全力で取り組んでまいります。

次は、監視カメラのデータと伏せて、迷惑行為はしっかりと警察に通報しようと思っています。