みなさんこんにちは。
寝屋川市にある個人塾の松下です。
いつもは中学受験、高校受験の数学・理科を教えています。
今日なのですが、視聴者様に出会いました。「いつも見させていただきます！」とお声がけをさせていただきました。
いや～嬉しいですね。なんかやる気がでてきます。
良かったらYouTubeのチャンネル登録者よろしくお願いします！
そのとき、ふと思ったことで、個人塾を始めたい人にアドバイスをできないかなって。全然接点がないのですが。
私は融資なしでもう少しで半年続けられています。
これから、個人で独立をしたいと思っている、塾講師に少しアドバイスできたらと思い書いています。
偉そうなことではなく、失敗しないためには？って話です。
松下もこういった思い出自宅で塾を開いたんですよね。それでは、語っていきましょう。
個人はどのようにしていったらよいのか？
本記事の目次として
１、一般塾の損益分岐点
２、個人塾の戦い方
３、まとめ
上記の内容で説明します。
それでは、順番にみていきましょう。
１、一般塾の損益分岐点
一般塾の損益分岐点について話していきます。
そんなに詳しくではないですが、イメージを持って経営していただいたらと思っています。
集団授業をメインとなっている塾について話していきます。
だいたいの支出の例を書きます。
支出の面
家賃 15～120万
広告費 5～30万
人件費(1名～10名) 30～400万←管理職がいると月収が多くなる。
光熱費、消耗品費 5～20万
管理本部 0～100万
計55万～670万
が月々にいるようになります。
塾講師が2人正社員を雇って、家賃が30万ぐらいなら生徒数として100人ぐらいいないと損益分岐点は超えないと思います。
集団授業を経営している塾は100人を超えるのが黒字になる分岐点だと思われます。
広告費やバスの運行をしていると130人ぐらいが損益分岐点になると思われます。
それ以下なら、経費を落として集めていかないといけません。
これを考えていくと、個人で店舗を運営するなら、最低55万の支出に対してカバーをしないといけません。
融資をしともらっても大変だと思います。自分の給料が月30万でかんがえたら、55万は最低いると思います。給料をさげればもう少しは落とせますが。
普通の生活を考えたら月30万はいると思います。
子持ちなると死守になります。松下も30万以上は絶対いります。
正社員の30万と個人の30万はちがいますから。
２、個人塾の戦い方
個人塾の戦い方です。
もし、大きな店舗を立てて経営する人は成功するかと言ったら成功しない可能性があります。
今の塾はオープンしても1年で60人確保できたら大成功です。
1年オープンしても0人の可能性も大いにあります。
オープンしてあつまる幻想は捨てましょう。それは、大阪府や他県で1位の塾だけです。
0人で55万の赤字を垂れ流すと半年も待たずに閉店してしまいます。
よく、個人で成功したという甘い言葉がありますが、学習塾は増える数も多いですが潰れていく塾も多いのです。
一番の不幸なことは教えていた生徒が急に塾が閉店して他の塾に通うことです。
保護者様はこの塾で子供の勉強面をお願いして契約します。
めったに、悪いことがなければ、続けてくれるのです。
大人になるまで、任せてもらえるのに裏切ったことになります。
また、1店舗目が成功しても次の年から、大手の塾が嗅ぎ付けてウィークポイントをついてきます。
とくにひどいのは入塾金無料+3か月無料とか、転塾割引でえげつない割引をして潰していきます。
個人では太刀打ちできないです。大手の塾は1年間ぐらい絶える体力があるのですから。
そういったリスクがあるので、塾を長年続けられる方法を考えていった方がよいです。
個人塾で開業するときは、融資はしない方向で考えていくこと。
広告費や家賃をできるだけ少なくても生徒を集められる方法を考えること。
こういった守りを考えることが大事です。
例えばアパートで塾の生徒があつまる、自宅でも生徒が集まると思うマインドが大事です。
そして、他の収入を得られること、自分は非常勤講師をしているのでそれだけで損益分岐点は超えています。生徒が一人増えるだけで利益になります。
広告費をどうするか。
ホームページを作る、インターネットで集める、たまに個人でポスティングする。
これだけで集められる方法を考える。
生徒が増えてきたら口コミだけで生徒が増えていくそういうのがいいです。
点数と生徒の楽しいが一番広告です。
そういった、経費が削減する意識が大事です。
ペンと紙とテキストだけで生徒の成績が上がる講師、
アパート、自宅といった他の塾より立地、設備が劣っていても集められる自信がある人が独立で続けることができると思っています。
３、まとめ
個人塾を開こうと思っている塾講師は覚悟が必要です。
正直、お金の不安や生徒の集客で悩みます。
松下も今も悩みながらも戦っています。他の塾さんよりかはまだましだと思いますが。
悩みますよ！
大手と同じ方法では経営が破綻してしまいます。
生徒数0人が1年続いても潰れない方法を考えて下さい。
生徒がもし入っていただけたら、感謝の気持ちとその子に対して全力で指導してください。
いろいろなノウハウがあるかもしれません。
ですが、成功する方法は続けること、入塾していただいたら生徒の人生を変える立役者になって下さい。
松下は新規オープンは3回目の経験です(正社員で2回、独立１回)
広告、営業に目が行きがちですが、長く続けられている学習塾は地道で生徒に思いがある塾です。
さて、塾を開きたくなったでしょうか？
正社員とは違います。
名前もありません。0からしていくのは作られたものよりはるかに大変です。
それを覚悟して頑張って下さい。
ですが、成功したときは何より達成感と涙を流すぐらい嬉しいですよ！
プロフィール
松下 周二(まつした しゅうじ)
松下理数教室 塾長
寝屋川市国松町にある個人塾。教育業界に携わり12年。指導してきた人数は1000人以上にもなる。寝屋川市国松町で塾を経営。YouTubeでも数学・理科の自作問題や面白いと思った問題を発信しています。趣味で理数問題を解く。 – YouTube
経歴 関西大学卒業後→教員→外資系→大手塾(教室長)→独立
数学、理科で伸び悩みのときや、
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